漫画紹介

【漫画紹介】百合好き必読!注目はキスをする”場所”『あの娘にキスと白百合を』

秋服って可愛い服多いですよね。ついついたくさん買っちゃいます、波沢です。

さて、今回ご紹介させていただくのは『あの娘にキスと白百合を』

百合好きならとりあえず読んどけ! と言っていい漫画の1つでしょう。

最近の話で言えば、9月21日に最新刊が発売しましたね。

漫画の特徴としてはオムニバス形式であること。おおよそ1冊の分量(5話分くらい)で誰かと誰かの物語が一区切りする、という形になります。

こんな人にオススメ!

  • オムニバス形式の漫画が好き。
  • キスシーンのある百合漫画が好き。
  • 同級生、先輩、後輩、部活動、姉妹、……様々なカップリングが見たい。
  • この記事には『あの娘にキスと白百合を』第1巻の内容・ネタバレが含まれています。

『あの娘にキスと白百合を』について

『あの娘にキスと白百合を』とは?

品行方正・成績優秀の秀才少女・白峰あやかは、中等部から高等部に進学。『今までと同じ自分』であり続けるはず……だった。天才少女・黒沢ゆりねとの出会いから、彼女の世界は一変する。白峰と黒沢の物語から全てが動き出す、『恋』と『キス』の青春オムニバスストーリー。従姉妹に後輩、先輩、そして教師まで。

少女たちの数だけ、物語は存在する――…。

『あの娘にキスと白百合を』公式サイトあらすじより

舞台は清蘭学園高等部。中等部時代は何をしても1位だった白峰あやかは、高等部に進学して以来、何をしても2位止まり。常に1位には天才・黒沢ゆりねがいたからでした。

授業中ずっと眠っているにも関わらず、黒沢は成績1位。運動神経も抜群で脚も速く、球技も完璧。美術など芸術の才能も備え、努力せず全てを完璧にこなす天才。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.11より

それに対し白峰は、努力で自分を磨き続けてきた秀才型の少女でした。

ある事情により1位を取り続ける必要のある白峰は、黒沢に対抗意識を燃やします。

とはいえ、彼女は品行方正な優等生。世話焼きな性格も相まって、黒沢にも優しく声を掛けます。

優しくした結果、ライバルの黒沢から好意を向けられるようになり、黒沢は白峰にバラ園へ誘われます。そこで黒沢は「白峰さんのことずっと……探していたような気がする…」と言葉を告げました。

白峰は意味深な言葉に動揺します。黒沢は負かすべき相手であり、自分が1位であることを邪魔する相手です。しかし彼女のことが気になって仕方ない。しかしながら、やはり期末試験でも1位は黒沢であり、白峰は2位に終わりました。

「貴女さえいなかったら」と気を荒げる白峰に対し、「負ける気はしない。あたし”天才”らしいから」と黒沢は言葉を返します。

そんな彼女の挑発的な言動に怒りを露わにした白峰は「貴女なんてちょっと要領がいいだけの、ただの人だってことわからせてあげるわ!!」と宣戦布告しました。

しかし黒沢は反論するどころか、その言葉に喜びます。黒沢は白峰に不意を打つ形で口づけし、「あたしのこと、完璧に打ち負かしてみせてね」と不敵に笑ってみせるのでした。

こうして、2位の秀才・白峰と、1位の天才・黒峰の物語が始まります。

キャラクタ紹介(1巻のみ)

白峰あやか

清蘭学園高等部1年生。努力家で成績優秀。人当たりも良い優等生。…という自分像を誇って生きてきたため、黒沢ゆりねという突然のライバルに戸惑う毎日。天性の負けず嫌いで基本的に努力を苦にしないし、世話焼き。ひとりっこ。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.48より

黒沢ゆりね

清蘭学園高等部1年生。人より圧倒的に少ない努力で優秀な成績をおさめてしまう。いわゆる天才肌。周りからは距離を置かれがちで、黒沢本人も拒絶気味。頻繁にタヌキ寝入りをしているが、よくよく本当に寝ている。高校から清蘭を選んだ理由は「家から近いから」。すみれという妹がいる。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.82より

瀬尾瑞希

清蘭学園高等部2年生。陸上部短距離走選手。少年然とした容貌と、黒沢には及ばないものの部内では有力な選手であるため、彼女に憧れる生徒は少なくない。しかし本人は気弱な性格で、勝手に膨らんだイメージに恐れを抱いている。白峰さやかとは従姉妹かつ幼なじみであり、妹的存在。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.120より

二階堂萌

清蘭学園高等部2年生。陸上部マネージャー。表情からはわかりづらいが、誰よりポジティブで、情熱家で、瑞希が大好き。興味の対象に対して重要なものからそうでないものまで集める癖がある。嫌いな食べ物はピーマン。兄が一人いる。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.152より

感想

いつだって、恋をしてる子は主人公

この作品の特徴を一言でいうと、全ての登場人物が主役である、という点です。無駄というか、使い捨てのキャラクタがいませんね。

例えば最初の物語は白峰と黒沢のお話です。

その話に脇役として出てくる白峰の従姉妹・瀬尾にも物語があって、1巻の後半では主に彼女のエピソードが展開されます。4巻では表紙も飾っており、瑞希×萌の陸上部カップリングも人気がありますね。

また、物語の合間には『あのキス小劇場』というコーナーが設けられているのも特徴の1つ。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.151より

本編に出てきていないキャラが、この小劇場にだけ出てきたりします。そして、後で本編に登場したり、しなかったり。

こんな風に、ちょっとしたシーンで出てきた生徒が次巻の表紙を飾る、なんてことがあります。伏線とは違いますが、突発的に新キャラが出てくるより親しみがもてますね。

登場するキャラクタは確かな生命を与えられ、物語の中で生活していることが伝わってきます。以前登場したキャラが脇役として登場し、次のキャラクタに助言を与えるなんてこともあります。

この物語の少女たちは皆、主人公なんですね。

キスをする”場所”の意味

あの娘にキスと白百合を』というタイトルのとおり、この漫画はキスシーンが多いです。

とはいえ、乱用している、というのとは違う。

1つ1つの口づけに意味を持たせているんですね。キスという行為に着目すると、キャラクタが相手に対してどういう感情を持っているか、その心理が想像できたりします。

例えば唇への口づけはストレートな愛情表現。ド直球に愛していますよ、ということですね。これは判りやすい。

他の部位に対してはどうでしょう。例えば

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.117より

手の甲にキスする場合は敬愛という意味があるそうです。尊敬し、親しく想う際の愛情表現ですね。

諸説あり。心理の問題ですので一概には言えないところですね。

これがもし手のひらであった場合、また意味が違ってくるそうです。もちろん、手首に対してする場合も違うとか。”手”という部位1つに着目しても、なかなか色々意味がある様子。

他にも髪の毛に口づけするシーンが存在しています。

コミックアライブ:缶乃著『あの娘にキスと白百合を』第1巻p.147より

この意味は思慕だとか。同じようにキスで愛情表現をすると言っても、少しずつ意味合いが違っているんですね。

もちろん、全て厳密に意味合いが設定されているかは判断できませんが、作中で登場するキスシーン、その意味に注目すると一層楽しめると思います。

まとめ

巻を重ねるごとにカップリングの数が増えており、9冊で19人のキャラクタが表紙を飾っていますが、一切同じキャラクタが表紙に出てこないという衝撃です。

つまり、それくらいの人数分組み合わせがあるんですね。

好敵手。幼馴染。姉妹。先輩後輩。部活動。

清蘭学園を舞台に繰り広げられる、少女たちの百合。9巻まで出ていると手が出しづらいかもしれませんが、未読の方は今からでも読んでみてはいかがでしょう。

以上、9月21日に最新9巻が発売された『あの娘にキスと白百合を』の紹介記事でした!

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ABOUT ME
波沢るい
働き始めて4ヶ月。適応障害を告知され休職中。どうせなら空いた時間でブログ作るかァ! と始めた次第。百合を読み、百合小説を書きます。