漫画紹介

【漫画紹介】なんてことない日々に、ほっこりとした友情と。『女子かう生』

どうも、波沢です!

今回は以前から気にかかっていた『女子かう生』の第1巻を読みましたので、そのレビューを書いていきたいと思います。

なぜこのタイミングかと言うと、9月12日に最新刊である8巻が発売されたことと……

アニメ化が決定しました! サイレント漫画なのに! CVどうすんの!

ということで、この機会に読んでみた次第です。

ただし、私はまだ1巻しか読んでいません。逆に言えば1巻の内容にしか触れませんので、なるべく未読の方に近い目線で記事をお届けできるかと思います。

『女子かう生』について

『女子かう生』とは?

喋らなくてもカワイイ!サイレント女子高生漫画!!残念美人のももこを中心に、クール系メガネのしぶみ&癒し系ちびっ子まゆみの3人で過ごす楽しい高校生活を、セリフ無しの「絵」と「擬音」だけで描いちゃいました。

まんが王国:『女子かう生』のあらすじより

引用させていただいたあらすじの通り、サイレント女子高生漫画です。

つまり、この漫画はキャラが一切喋りません。

「ぷは」「あー」「ふむっ」と言った擬音語の類はありますので、正確には漫画の中で一切吹き出しが使われない、というべきでしょうか。

したがって、キャラの表情、動き、景色など、雰囲気で読ませるタイプの漫画です。この雰囲気が、絶妙なんですよね。

キャラクタ紹介

富戸もも子

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.8より

残念系美人。悪く言うとバカっぽい。自由奔放。活発で明るい性格と思われる。カラーコーンを股に挟んだり、カラーコーンでボールを打ったり、机の凹みに消しカスを詰め込んで恍惚としたり……本作の魅力は、そんな彼女の奔放さ。下着が見えようがまったく気にしていない。

渋沢しぶ美

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.96より

眼鏡美人。WEBコミックアクションでは渋めのメガネ美人と紹介されている。渋めのメガネ美人って何……。完全なクール系というわけでもなさそうで、普通に恥ずかしがったり笑ったり、からかったりする描写もある。彼女が赤面するシーンは1巻の中でもトップクラスに可愛いと思う。

古井まゆみ

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.100より

背は小さくて眉毛は太い子。WEBコミックアクションでは転入生なので制服が違うと紹介されている。それだけしか紹介文書かれていないので、どう紹介すればいいのか困る。ドジっ子っぽい描写があり、もも子の罠に引っかかったり、おにぎりの具だけ川に落としたりしていた。

感想

今という時間に、全力を注ぐ少女

上記のキャラ3人を中心に、何の変哲もない女子高生の日常が展開されていきます。そう、サイレントで。

と、何でもないと書きましたが、もも子は普通の女子高生とは言い切れないのも事実。

彼女はカラーコーンを脚に挟んだり、人の上履きの中にお菓子を詰め込んだり、バスケットボールの上で仰向けに寝そべったり……女子高生っぽくない行動が目立ちます。

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.80より

自由奔放。悪く言えばバカっぽい。言い方をもう少し変えると、幼い。

この幼さこそが作品の魅力になっています。会話がないからこそ、より一層行動が引き立っており、その行動は小学生のようです。良い意味で。

思うがまま、ありのまま。目の前のことを、全力で楽しんでいるんですよね。

子供って、なんでもない日常に楽しみを見出せるじゃないですか。見える世界が違う。彼女にとっては、ありふれた日々の中にも、至る所に楽しみがあるわけです。

名前と太腿と下着

さて、本作の主人公は富戸もも子です。判りますかね。

富戸もも子……ふともも、こ……太腿、子……ですよ……。

調べたわけではないのですが、作者さんは太腿が好きですね?

扇風機でキャラのスカートを捲らせたり、カラーコーンを脚に挟ませたり、何かこう、太腿を描いてやるという情熱が見え隠れしているように思います。

いや、隠れてない気もします。隠すつもりもないような気がします。脚フェチでしょう。

もも子はスカートが捲れようと全く気にしない性格。ということで、日常系漫画には珍しく、作中では普通に下着の描写があります。

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.73より

そう、日常系漫画と見せかけた、パンツと太腿の漫画なのです

まあ、要するに、太腿フェチの方は迷わず買えばいいってことですじゃないですかね!

百合的な面の話

百合漫画かどうか、という点について触れておこうと思います。まあ正直、波沢のユルユル基準で言えば百合漫画です。

女子高生3人の関係はと言うと、友人、気の合う仲間。そういった表現に当て嵌まるでしょうか。

ただ、まゆみにとって、もも子は少しばかり特別な存在でもあります。

彼女は転入生ということで1人ぼっちでした。そんな中、影絵で遊ぶもも子を見つけます。もも子の陽気で朗らかな性格に助けられ、まゆみは1人ぼっちではなくなります。

影絵でコミュニケーションを取り、2人が仲良くなっていく描写は、サイレント漫画ならではの良さがありますね。

双葉社アクションコミックス:若井ケン著『女子かう生』1巻p.137より

最近は百合のハードルが高いというか、百合の認定範囲が狭くなったというか……恋愛感情がないと百合ではない、という意見も多くなってきたようにも思います。

もちろん、その意見も良いのです。もちろんです。百合なんて曖昧なモノですし、個人の価値観や主観で評価したら良いものですからね。

そんな中で、この漫画のキャラクタの結びつきは決して強くないでしょう。同じクラスの、友達。そのくらいかもしれません。

しかし、そういった何気ない少女たちの友情もまた、百合の1つだと私は思います。

まとめ

まだまだ語りたいことはあるのですが、まとめに入りますね。2巻以降を買った際に追記するかもしれませんので、今回はこのあたりで。

一切キャラクタが喋らないということで、『女子かう生』は日常系漫画の中でも少し特殊な立ち位置にあるかもしれません。

色っぽい描写があったり、下着が見えるシーンもあります。そういう点に抵抗のある方は、試し読みをされてからの方が良いかもしれませんね。

バスケットボールで遊んだり、学校の帰りにコンビニへ寄って買い食いしたり。

なんでもない日常を楽しむ日々は、どこか懐かしくもあり、羨ましくもありました。

以上、『女子かう生』紹介記事でした!

ABOUT ME
波沢るい
働き始めて4ヶ月。適応障害を告知され休職中。どうせなら空いた時間でブログ作るかァ! と始めた次第。百合を読み、百合小説を書きます。